朝がきた。

鳥の声がする。

 

夜中に長女がトイレに起きて、ママ、月が見えるよといった。

 

寝る前に、窓から月が見えたらいいのにね。と話をしていたのを覚えてくれていた。

 

凄い!ママの願い事が叶ったんだ。と私がいったら、良かったねと言ってくれた。

 

綺麗だった。

 

寝るときはみえなかったけど。

月も動いてるんだなぁ。

今だから見えたんだね。と。

 

いつもは、寝かすまで、バタバタしていたけど、昨日は早めに寝る支度をして、みんなで今日あった嬉しい事、びっくりした事を順番に話をした。

 

本当に良い子に育ってくれたな。

私が、あんたたち、本当に可愛いね。ママの宝物だよ。すっごいうるさいけど。と言ったら、私がこんななのに、ママは世界一愛してるよ。宝物より大事だよと三人がハグしてくれた。

本当に嬉しかった。

 

寂しい思いや、見たくない所もみせてきてしまったけど、子供達は見失わないでちゃんと

知っていたんだな。

つい、忙しさや日々起こる出来事です大事な瞬間や成長を見逃して来たんじゃないかと気付いた。 

なんで、お父さんはそこを見てくれなかったのかと、大事にしてくれなかったのかと、悲しくはなったけど、私が見ていれば、気付いていけばいいだけの事なんだなと思った。 

 

心もカラダもどんどん成長している娘三人は本当に心強い。

 

長女が精密検査の紙をもらってこなかったら、気付かず、娘達の元気さに甘えていたかもしれない。

大事に大事にしていきたい。

 

どうか、何事も起きませんように。

私に、娘達の成長をこの子たちが大人になるまで、いや出来たら、私の命がつきるまで、見させて下さい。

私の宝物です。

 

私に宝物を与えてくれて、見せてくれて、育てさせてくれて、本当にありがとうございます。

彼女達が笑っている所見させて下さい。

 

お願いします。